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母集団が「正規分布, かつ分散 $\sigma^2$ が既知」である標本に関する、平均の検定。この分野は帰無仮説 $H_0$ が棄却されるかという問題が多いが、今回は検出力を求める問題になっている。
のとき、検出力 $1-\beta$ は $\mu-\mu_0$ や 標本数 $n$ の値に依存する。具体的には(2)の途中式より、$\mu-\mu_0$ や $n$ が大きいほど検出力は高くなる。この理由は次のように解釈でき、確かに直感と一致する。
(1) 計算問題
(2) $\lambda$-ポアソン分布による$(n,p)$-二項分布の近似:
$np=\lambda$ を満たしながら $n\rightarrow\infty,\ p\rightarrow 0$ であるとき、$(n,p)$-二項分布 $\approx \lambda$-ポアソン分布となる。
(3) 中心極限定理を用いる。
設問1(1)9点、(2)8点(17点満点)
設問2(1)3点、(2)6点、(3)8点(17点満点)
設問3(1)7点、(2)9点(16点満点)