km-trends

Edit this page Report an issue

統計学2017

設問6(ポアソン分布の性質)

ポアソン分布は「大量観察により現れる稀事象の発生件数」の確率分布である。具体例としては、以下の値がポアソン分布に従うことが知られている。

参考:吉田伸生「確率の基礎から統計へ」p.11

設問7(二項分布のポアソン近似)

問題について

$n\rightarrow\infty,\ np=\lambda$ のとき、$(n,p)$-二項分布を $\lambda$-ポアソン分布で近似できる。
すなわち、$n \gg 1,\ p \ll 1$のとき、「$n$ 回の試行において確率 $p$ で発生する事象の観測回数」の分布は、「平均 $\lambda=np$ である稀事象の観測回数」の分布に一致する。

関連問題

統計学演習 §4 例題10

配点例

前半(二項分布)

設問1:4点
設問2:平均, 分散 各5点
設問3:8点
(22点満点)

後半(ポアソン分布)

設問4:5点
設問5:平均, 分散 各5点
設問6:5点
設問7:8点
(28点満点)

コメント欄(beta)

コメントはGithubレポジトリにIssueとして投稿されます。